薄毛は病気!専門医で治療が必要なわけ

年齢と共に頭髪の悩みを抱えるようになり、育毛剤を買ってみたり頭皮マッサージをしてみたりと自分なりに色々と対策を練っている人は多いのではないでしょうか。しかし薄毛の原因は様々あり、中には専門医の助けが必要な場合もあります。

薄毛の原因は生活習慣の乱れ…だけじゃない?

薄毛の原因で有名なものとして、「生活習慣の乱れ」が挙げられます。仕事や日々の生活を忙しく過ごしているとどうしてもストレスが溜まり、これが自律神経のバランスを乱し髪の正常な成長を妨げるためです。食生活が乱れれば髪に十分に栄養がいかなくなり抜け毛・薄毛を進めてしまいますし、肉ばかりの偏った食生活では皮脂の分泌が多くなりこれが毛穴を詰まらせます。またタバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、頭皮に栄養を運んでくれる血液の流れを阻害してしまいます。
このように、生活習慣の乱れが薄毛・抜け毛の原因の一端となっているのは事実であり、生活習慣の改善は確かに薄毛対策へと繋がります。しかし、薄毛の原因が全て生活習慣にあるわけではなく、なかには病気として医療機関での治療を必要とするものもあります。

男性ホルモンや遺伝も原因に!まずは原因追究から!

頭髪の成長には日頃の生活習慣のみでなく、ホルモンの働きも大きく影響しています。成人男性によく見られ、ゆっくりと症状が進行するAGA(=男性型脱毛症)もホルモンの影響によって引き起こされる薄毛の1つです。男性ホルモンのほとんどを占めるテストステロンという成分は、筋肉の量を増やしたり性欲を増進したりと、普段は“男性らしい”身体作りのために働いています。しかしこれが頭皮にある5a-リダクターゼと出合うと、脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という成分へと変化してしまうのです。
また遺伝による影響も原因として挙げられます。このように薄毛の原因は人によって様々あり、原因に合わせた治療法でなければ期待したような効果が得にくいかもしれません。

医療に沿ったアプローチを

男性ホルモンを原因とするAGAならば、DHTの生成を制御しない限り、いくら発毛を促進しても暖簾に腕押しです。AGAの専門医療機関ではDHT生成を抑えるために5a-リグタクターゼをコントロールするための治療薬が使用されています。この薬には「フィナステリド」という成分が含まれ、元々は前立腺疾患のために使われていた成分でしたが、薬を服用している患者に毛髪の成長が確認されたことからAGAの薬として開発されました。それに加え頭皮の血行促進を促す「ミノキシジル」で既に弱ってしまった毛根を刺激し発毛を促進します。この2つの治療薬は効果が強い反面、稀に頭皮のかゆみやかぶれといった副作用を起こすことがあり、使用には注意が必要です。自分の薄毛の原因を確認し、適切な治療を選ぶためにも、一度専門医を訪ねてみるのが良いかもしれませんね。

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