薄毛治療に使われるプロペシアとは?

薄毛治療の薬というと、頭皮に塗るタイプや頭皮に注射するようなものを想像する方が多いのではないでしょうか?プロペシアはそういった薬と違い、飲み薬タイプのAGA治療薬です。現在、薄毛治療の専門病院で処方される薬の代表でもあるプロペシアについてご紹介します。

プロペシアに含まれる有効成分「フィナステリド」

プロペシアは2005年に発売された医薬品ですが、含まれている有効成分の名前は「フィナステリド」と言います。フィナステリドはもともと前立腺ガンなどの治療に用いられていた薬ですが、服用していた患者さんの髪の毛が増えたという事実から、薄毛治療薬に向けて研究が進みました。
そもそもAGA(男性型脱毛症)というのは、DHTという男性ホルモンの作用により髪の毛が細く少なくなっていくという症状です。DHTは毛根の皮脂腺と結びつき、皮脂を過剰に分泌して毛穴を塞いでしまいます。それにより抜け毛を誘発し、成長中の髪まで細く弱いものにしてしまうのです。フィナステリドはこのDHTの生成を抑制することで頭皮環境を改善し、抜け毛や薄毛を防ぐ効果が期待できます。

プロペシアのジェネリック薬品も登場

2015年4月、プロペシアの正式なジェネリック薬品が発売されました。製薬会社の違いによりプロペシアと全く同じとはいきませんが、安全性・効果面共に国の認可がおりた確かな製品と言えます。こちらもプロペシアと同様にAGA専門病院での医師の処方が必要な医薬品です。そのため金額は医療機関によってまちまちではありますが、それでも先発医薬品であるプロペシアよりも比較的安価な価格で手に入れられるようになりました。今までプロペシアを試してみたいが費用が負担だったという方も、これを機に一度専門医に相談してみてはいかがでしょうか。

プロペシア服用による副作用・注意点

現在、プロペシアの副作用について科学的な根拠はありません。
プロペシアの副作用として、性欲減退や男性機能の低下があげられることがありますが、統計では服用者の1~2%程度にとどまっています。まれにかゆみや蕁麻疹などを発症する方もいますが、もともと薬自体にアレルギーを持っている場合もありますので、速やかに医師に相談するようにしましょう。また注意点として、プロペシアは成人男性の薄毛にのみ有効な医薬品です。未成年や女性には害になる恐れがあります。
どんな薬についても言えることですが、自己判断せずに必ず医師に相談した上で服用することが大切です。量や飲み続ける期間も人それぞれで違うため、まずはお近くの専門医に足を運んでみましょう。

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